こんばんは。mymykenshinです。
今日は1月終わりぐらいに設置しました、エネファームについて書いていこうと思います。
まずはエネファームは何?から書いていこうと思います。
広瀬すずが解説してくれます。(←うそ)
いや~カワイイですね。うちの娘もこんな風になってくれないかな(^^;
っと勝手にCMのお父さんがうらやましくなっています。
さて本題ですが。
エネファームは、ガスから水素を取り出して、水素で発電する発電機です。その際に熱が出ますので、お湯も沸かしてしまおうという発電機です。
勘違いが多いのは、水素を爆発させて熱で発電すると思われがちですが、水素は燃やしません。発電機=燃やすの発想から離れましょう。
少しだけ踏み込むと、昔、水の電気分解の実験をしたと思います。
水に電気を流して、水素と酸素を作るというやつです。
それなら逆に水素と酸素を水にすると電気が発生するという理屈が燃料電池で、それがエネファームなのです。
今日はその仕組みでなくてエネファームって広瀬すずがいうように本当にお得なんですか?
というのが導入しようとしている人の本当に聞きたいところですよね。うちは、築12年なのでガス給湯器が寿命だったんです。そこで、買い替えようということになると、床暖対応の給湯器だと設置費とか色々で、60万円近くしてしまいます。ところがエネファームは、東京都の補助金等を差し引いても120万円近くすると思います。機械代が安くなっていますが、補助金も削減されているので、今後安くなるかどうかわかりません。
つまり寿命を10年と家庭して60万円回収しないと損することになります。
ただ、これにも色々あって必ずしも60万円でもないです。例えば、ガス給湯器は保守料に毎年1万円ちょっとかかるところがエネファームは無料で、しかも10年完全保証で壊れたら修理してくれるか、修理できなかったら新品に交換です。他にもガスレンジが無料でつくとかの特典があったりします(東京の三鷹の2018年1月の状況)
結論は使用状況によるということになります。東京ガスの担当者もそういいます。シュミレーションの結果もそうなっています。
だけど、そんなの都合の良いデータなんじゃないの?という疑念もあるわけです。
私も導入前に、すごく悩んで、いろんなブログを読んだりしました。
そういう経験から、実際のデータに基づいて、本当にエネファームがお得だったのかどうか、検証してみたいと思います。ただ、去年と全く同じ状況ってありえないので、正確なところはわからないのですが、なるべく有用な事例になるように書いていくつもりです。
まず、2017年の2月の使用量
電気 430 kwh ガス 51㎥
2018年2月の使用量
電気 319 kwh うち発電したのが239 kwh なので支払う電気は 79kwhになります。
ガス 138㎥
使用量については解説が必要です。
まず、我が家では、暖房で電気を一切使っていません。灯油ファンヒータと、ガス床暖房です。なので電気代は、あまり去年と使用量は変わらないイメージです。
しかし110kwhも減っているのは、大きな理由の一つが冷蔵庫を去年の秋に買い替えたことがあげられます。12年前の冷蔵庫と今の冷蔵庫だとエネルギー効率が全く違うからです。
もう一つの理由は、上の計器メータが常に電気の使用量を教えてくれるので、ついつい省エネしてしまうのです。なぜなら蛍光灯の電気を2つぐらい消すと、すぐに0.1kwぐらい減るので、そりゃ使わなきゃ消すでしょ。
うちは8割以上の電球がLEDに変えているので、LEDだけつけておく。LEDは消しても全然減らないので、まあいいかって。
そういう部分も多いと思うのですが、冷蔵庫と節電の割合は、よくわかりません。ただし節電意識は着実に上がりました。
うまく節電するとエネファームで電気がまかなえてしまうからです「。
逆に、お湯をじゃんじゃん使う浪費癖がつきます。なぜかというと、エネファームは、お湯がいっぱいになると、発電をやめてしまうのです。
発電を止めたくなければ、お湯をじゃんじゃん使うしかありません。幸い、日本は
水が豊富で安いので、お湯をじゃんじゃん使っても水道代はほとんど上がりません。
うちは、去年までお湯をけちるところがありまして、湯舟の水位がやけに低くないかとかありましたが。食器洗いも、まずは水につけて、一気にすすぐとか。当たり前の節水していましたが、今はそんな使い方だとエネファームが発電止まってしまうので。お湯たっぷり生活です。
多分みんなそうだと思うので、節水家族はエネファーム入れると、ガス使用量がめちゃ上がると思います。
もう一つガス使用量が増えたのは、ガス床暖房を使うようになったことです。エネファームを導入すると、ガスが20㎥こえると特別10%近く割引受けられるので、この際だから床暖房中心でいこうという話になりました。さらに、今年はむっちゃ寒かったじゃないですか。だからガスの使用量が大幅に増えた感じですね。
あと、これも誤解のあるところですが、床暖房を使っても発電はゼロです。発電する以外にガスの補助給湯器があって、床暖房は補助給湯器を使用して、発電しない仕組みになっています。残念ながら。
この説明からわかるように、ガスは床暖房の使用を意図的に増やしたことと、お湯じゃぶじゃぶ効果でガス使用量が大幅に増えました。
感覚的にはお湯じゃぶじゃぶで3割ぐらい多く使った印象です。
電気代は、冷蔵庫買い替えとか、節約効果を無視するとトントンだと仮定します。
となると、
2017年の2月の使用量
電気 430 kwh ガス 51㎥
に対し、2018年の2月使用量の仮定計算は
電気 430kwh うち発電239kwh
ガス 66.3㎥
これが一般的なシュミレーションになるかと思います。
そうすると1kwhあたり26円と考えると電気代は6214円の節約
ガス代は使用量の増加に伴う部分が108.98×15.3=1667円のガス代の増加
単価が20㎥について、108.98⇒98.18に割引になっていますので、(66.3-20)×(108.98-98.18)=480円のガス代の減少。
結果的にエネファームを入れて、お湯じゃぶじゃぶ生活を受けても
6214-(1667-480)=5,027円の減少となりました。
エネファームは冬に節約が最大値となりますので、なかなか厳しい結果ですね~。